2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧
水曜公開という変則公開の初日6月29日、ミクシィの「パニック映画振興会」の方々に合流して『宇宙戦争』鑑賞。 プロレスの技の強弱を司るのは、物理的負荷の大小ではなく「説得力」の有無である……みたいなことを言ったのは、たしか村松友視だったと思うが。…
「ぱぱも おおきいにいちゃんも ちいさいにいちゃんも みんなおそとにでかけていくのに どうしてぼくは おうちのなかから みんなにばいばいするだけで おそとにいかせてもらえないのかなぁ……?」とかなんとか、そんなことを毎日ずっと考えていたらしい三男坊…
The circle is now complete〜環(わ)は完成した(※) …というのは、’78年に日本公開された最初の『スター・ウォーズ』、つまり第4章“新たなる希望”で、オビ=ワンと再会したダース・ベイダーが放つ台詞である。この曖昧で思わせぶりな台詞によって「ははあ…
カブトムシの幼虫がサナギになっていた。アゲハやメダカとはちがい、カブトムシに関しては好きこのんで飼っているワケではない。夏の間に子ども等が成虫を飼っていて(といっても世話をするのはもっぱら私だけれど)、秋になって死ぬ頃にはもう土の中に次の…
実家に“帰省”した。といっても同じ横浜市内だしクルマなら30分弱で着くのだが、上の子ふたりを連れて電車を乗り継いで“帰省”してみた。新横浜駅の売店で、横浜みやげのシューマイと餃子を帰省の手土産としてシャレで購入……おお、なんだか本格的な帰省っぽい…
とても後味が悪い映画だよ…という知人の言葉にビビり、すごく観たいと思いながらもなかなか思い切れなかった映画『ミリオンダラー・ベイビー』。なにしろ私は打たれ弱いのだ。けれど、ようやく重い腰をあげて観てみると……私には別に後味の悪い映画ではなかっ…
「あんたさぁ、ジローラモになんなさいよ」と、妻。「え?…………はあ? ジロー…さんって、あのイタリア人の?」 「そう、これからはジローラモがいいと思うのよね」 ……あのぉ、もう少しわかるように説明してもらえませんか?要するにこういうことだった。妻は…
私生活の暴れん坊ぶりで、いつもいつも世界を笑わせてくれるラッセル・クロウの最新作。「家族の生活を守るために、現役復帰したボクサーの物語」……まとめるとそんなところか。家族愛を貫く父親の姿という、いかにもな泣かせ系のニオイぷんぷんの物語。妻役…
「先取り」ではなく「先回り」。気分的には。マンションを見に来る(でもなかなか買ってくれない)お客さんが週末ごとに訪れるので、この2か月ばかり子どもたちをどこにも連れて行けなかったものだから、小学校と幼稚園が「父の日参観」の振替休日となった…
冷蔵庫内の片づけのために弁当をつくって出社、梅雨いり前の陽光を愛でるために某デパートの屋上で恐妻家弁当を広げた。ちょうどゴーヤをおかずにしていたので、オリオンを選ぶ。でもって、午後の仕事に戻ってから偶然みつけたのが、以下にあげる短歌の連作…
屋上でメダカを飼っている。子どもの頃から建物の屋上が大好きで、それが高じて屋上のあるマンションの一室に住んでいる現在。屋上でメダカを育てている。もっともメダカにしてみれば「飼われているつもりはないね。だってあんた、エサくれないじゃん」てな…
息子の給食こんだて表を見て目を疑った。なぜなら本日のメニューは「焼きそばパン」。焼きそばパンが嫌いだ。だって両方とも「主食」じゃん…と思う。“炭水化物in the炭水化物”な趣がどうにも許せない。だってアナタ、おにぎりの中の具がスパゲッティだったら…
ダメ映画だと思った『クローサー』だけれど、ちょっと考え直しました。 【以下ネタばれしてます】肝腎の痴話喧嘩が凡庸で単調だというのは確かだけれど……、 「小説家」「カメラマン」「医者」といった自他ともに認める(と少なくとも本人たちは考える)典型…
「ジュリア・ロバーツ、ナタリー・ポートマン、ジュード・ロウら美男美女揃いの豪華キャストで贈る、男女4人のドロドロ愛憎ドラマ〜」 ……と、【@ぴあ】のサイトで紹介されている映画『クローサー』。 “美男美女揃い”と書いておきながら、よくよく見ると“男…