自らを律する心をもちたい…と願う

本日で仕事納め。会社に泊まる生活も今夜いっぱいでひと段落。

今朝もシャワーを浴びて、ふと鏡に映るオノレの裸を見たら、合宿生活を始めた10日前に比べて見ちがえるように……太っていた。下腹部がぽっこり。大ショック。

太った理由は単純明快……食べる量が増えてるからだ。起きてる時間が長いせいで毎日三食しっかり摂取、これじゃ太って当たり前。「食事を抜くとかえって太る」という説が世間じゃ有力だけど、個人差があるにせよあれはウソだと私は断じる。毎晩寝る前に1食だけ動けなくなるまでドカ食いするほうが、経験則として絶対に痩せる。
おまけに実働時間が長くてしかも机にかじりついているせいで、ついつい気晴らしで普段なら口にしないお菓子なんかを食べてしまうもんだから……こんな理屈で、忙しくなればなるほどぶくぶく太るヒトって私だけではないハズだ。

昨夜も深夜のファミレスでひとりメシ。
すると、忘年会の帰りとおぼしきサラリーマンの一団（6~7人）が入店してきた。近所の呑み屋は混んでて入れなかったんだろうか…ファミレスが二次会だか三次会だかの会場に。

「とりあえずワインいくか……赤を２本くらい」
「部長、この店はワインのボトルはハーフしかないですよ」…なんて会話ののち、ウェイトレスに注文。

「え〜とねぇ。まずハーフボトルの赤を…よし３本！　それから…」

なるほどねぇ……
フルボトル2本頼むつもりだったんだから、ハーフなら4本頼むのが正解のハズだ…算数の問題ならば。だけど社会ってのはそんなに単純じゃない。「よく考えたら明日も朝から出勤するんだよなぁ…」なんて考えて、飲み過ぎないようにセーブしたんだなきっと。

呑んだあとでも自らを制御する精神は失わない……立派なオトナだよ、アンタ達！
ほろ酔いから“泥酔い”への境界線を超えなかった彼らの、自制心にカンパイだ！

自宅に“お持ち帰り”の仕事もあることだし、
正月休みだからって浮かれて、飲み過ぎたり食べ過ぎたり太りすぎたりしないように、
彼らの自制心を見倣わねば……と考えた、師走の東京ミッドナイトであったのだ。