なにせ横浜市民なもので

Tuduki2007-12-13

暮れも押し迫ったヨコハマでは。


“東洋一のサウンド・マシーン”クレイジーケンバンド横山剣さん〜肩書は「ボーカル兼代表取締役」〜が著した自叙伝が先週発売された。


▲『クレイジーケンズ マイ・スタンダード』(小学館) 2500円+税


528ページという分厚さ…重さも0.5kg超! これだけの文章量を、ゴーストライターに頼ることなく自分で書いた…と本書で自己申告してます。イイネ!イイネ!イイネ! 地元ヨコハマや東京を中心に初版はほぼ完売だとか。イイネ!イイネ!イイネ! まあ全国区はもとより地元ヨコハマですら知名度バツグンな万人受けキャラじゃないから、「横山剣? 誰だそりゃ?」なんて感じで初版部数を抑えられちゃってたのかも知れないけれど……こういうタイプの御方には、中途半端なファンが少ない代わりにファン気質は濃いワケで……たとえ仮にファンが全国に1万しかいなかったとしても、その1万人が1万人とも、この本を必ず買うんじゃないかな…と思う。

もちろん私は買った。……忙しくてまだほとんど読んでない。




中田宏横浜市長のスキャンダルについて、
全国紙では扱われてないけれど、地元紙の神奈川新聞ではちゃんと記事になっている。以前、「地元紙のくせに、この件にちょっとしか触れずふがいない」と神奈川新聞のだらしなさを書いたけれど、今回はとても見直したので明記しておく。例の恫喝問題についてのその後もちゃんと追っているしhttp://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiidec071239/、選挙運動費用の1000万円もの申告“ミス”ももちろん報道しているし、政治資金パーティーのチケット問題(現職の消防署員が消防団からの購入をとりまとめていて、しかもその購入費の多くは市から消防団に渡された活動奨励費だった事件)について質問された市長のしどろもどろな様子なんかも、今朝の神奈川新聞にはハッキリ書かれていた。ヤルじゃん神奈川新聞! 神奈川新聞もイイネ!イイネ!イイ〜〜ネッ!


残念なのは、徐々に明らかになってきた現職市長の“別の顔”について、ほとんどの横浜市民はまだまだ知る機会が少ないことだ。マリンタワーの再興計画の業者も、通り一遍の会議でうやむやのウチに中田氏の支持業者になってた…なんて事実も明らかになってきたけれど、神奈川新聞の読者でもなきゃやっぱり市民は知らないままだ。


再来年2009年には横浜開港150周年の大イベントがあるけれど……疑惑まみれの市長がそれまで居座って、デカい顔して偉そうにしてるのかなぁ? なんかヤだぞ私は。