いきなり冬がきた

Tuduki2007-11-19

先週のぽかぽかインディアンサマーが遠い過去の思い出になった気分……週末のあまりの寒さに仰天だ。


関東地方に木枯らし1号が吹いた昨日の夜、もうちょっとワインが呑みたかった私は、でもストックがないのでやむなく近所のコンビニへ向かったのだけれど……ものの30歩ほどで酔いがすっかり醒めた。なんという寒さ&風の冷たさ! パーカーのフードをすっぽり被り、ダウンベストのジッパーも首の上まで全閉して寒さに堪えたのだけれど……下はいつもの短パンにビーチサンダルという超軽装備。「いったい寒いのか暑いのかどっちなんだよッ!?」と自分でツッコミ入れたくなるような、パトロール中の警官に職務質問されてもやむなし…な狂った服装。



問題:「上は真冬で、下は真夏、なぁんだ?」
答え:「地球」


なんて、意外に教育的ななぞなぞを思いついたりしつつ(笑)、全身で地球の姿を表現したファッションの私は、素肌ムキ出しスネ毛丸出しの“南半球”に冬の寒風を浴びながら、コンビニまでの往復を駆けていったのでした……(笑)。

「走ればあったかくなる」なんてのとか「呑んで走ると酔いの回りが早い」なんてのも、ものには限度がある…ということを知りました。


さて、夏のあいだに穫れすぎて困ったプチトマト。
たった2株だったのに1日置きに100粒ずつ収穫する羽目になり、21世紀の食糧難を解決するのはまさかプチトマト?…と冗談で言うほどだった庭の風景も、冬を迎える今となっては懐かしい。とにかく穫れすぎて困っていたのだけれど、よくよく考えてみれば、この私が人類史上初めて「プチトマトが穫れすぎて困った男」であるハズもない。それで、「プチトマト 保存」なんて検索してみたら、オーブンを使ってドライトマトにする方法を発見。さっそく見倣わせてもらった。

一時はヒマさえあれば、半分に割ったプチトマトを低温でじっくり乾燥させ続けたモンだ。その甲斐あって、たくさんの〜たぶん500個以上の〜自家製セミドライトマトが完成した。冷凍保存してあるのを、ときどき思い出しては解凍したり、オリーブオイルに軽く漬け込んだりして食べている。ひと冬たっぷり、夏の恵みを楽しめそうだ。
参考:ドライトマトの作り方http://www.mari-na.com/cooking/cooking/draytomato.htm


その他もザッとこんな具合に、いろいろ試してみた。
●シソの実:佃煮に。旨かったが、完食する前に飽きた。
参考:http://blogs.yahoo.co.jp/kobatoshiko32/2127527.html

シソの葉:焼酎の中へ。たった2~3日で「鍛高譚」を思わせる爽やか紫蘇焼酎に。
ところが1週間以上経ったら青臭くて青臭くて……量が多かったのか?(笑)

●バジル:塩漬けにして保存中。真冬にドライトマトと一緒にピザやパスタに使う算段。
参考:http://allabout.co.jp/gourmet/stylishrecipe/closeup/CU20010912A/
●オリーブの実…は放置。
30〜40個くらい実ったので、塩漬けかオリーブ油漬けにするつもりだったのだけれど、あく抜きするのに苛性ソーダが必要だというので断念。だって苛性ソーダって「劇物」なんだもの。映画『ファイトクラブ』でブラピ演じるタイラー・ダーデンが“僕”(エドワード・ノートン)の手の甲に乗せて大やけどさせたアレでしょ? アレを扱うにはまだまだ私(および我が家)には荷が重いよなぁ…と。
参考:http://www.shodoshima.or.jp/tokusan/olive.enzou.htm


そんなワケで、“なんちゃってDASH村”的な私の収穫ごっこ初年度もひと段落。本格的なヒトはこの時期はもう、来年春の収穫のための葉物だとか豆なんかの準備をするらしいけど……とりあえず本格的でない私はひと段落。

追伸:
稲作は、最後の最後に水抜きの時期が早すぎたようで、実が膨らみきる前に枯らしてしまいました……無念。