高島家の思い出

Tuduki2007-06-27

帰宅したら妻が、高島忠夫鬱病体験のTVドラマを観ていた。
http://www.yomiuri.co.jp/entertainment/tv/20070618et06.htm


もうそろそろ終わる時間で、鬱病を克服するクライマックスシーンだったんだけど、高島忠夫を演じているのが松方弘樹であることにものすご〜い違和感。なんで松方弘樹なの? 長い芸歴を振り返っても全然キャラが違ってるじゃん…と思ったのだけれど、あれ? もしかしたら……妙にカン高い奇声を発するところが同じだから…なのか? それでなのか? 私にはそれ以外には微塵も高島忠夫松方弘樹の共通点を見いだせないのだが……奇声つながりのキャスティングなのか?(笑)


で、さらに驚いたのが、
「ん? コイツは誰の役やってんの? ……ええッ、まさか“お兄ちゃん”の役なのかッ!?」
高嶋(兄)こと高嶋政宏を演じていたのは、なんと別所哲也だったのだ! ……なんでそんなに驚いたかというと、高嶋(兄)と別所哲也は同い年だから。ふたりとも1965(昭和40)年生まれ。「学年は一緒」というやつだ。高島忠夫鬱病になったのは10年くらい前のことだから、つまり高嶋(兄)からすれば、30代前半の若いころの自分を、いまの自分と同い年の41歳の役者に演じられたことになる……なんかビミョ〜(笑)。しかもこれまた全然キャラが合ってないし……どういう演出意図なのかわかんないけど、別所哲也は必ずメシ喰ってるシーンだというのも意味不明(笑)。最後のほうだけ観ただけだから、ドラマに入り込めなかったのかなオレ?


ドラマ自体は、妻によれば非常に興味深く面白かったそうなので、そのことは明記しておく。



ところで高嶋(兄)さんには、仕事でお会いしたことがある。もう15年くらい前のことだ。

ちょっとしたPRコメントをお願いしたくて事務所に問い合わせたら、マネージャーが「本人に直接きいてもらえますか?」と、なんと自宅の電話番号を教えてくれた。オイオイ…芸能人のプライベートな電話番号なんか簡単に教えちゃって大丈夫かよ…と、私のほうが心配しつつ戸惑いながらも電話したのだけれど、受話器から聴こえてきたのは「ハイハ〜イ! 高島で〜す!」と明るくてツヤのあるカン高い声。


なんと! 高島パパ御本人が電話をとったのだった。リアルな「ザ・芸能人一家」の世界を一瞬垣間見て、“おおっ、大物芸能人も電話を自分でとるんだ!”…なんて、よくわかんない感動とコーフンにふるえた20代の私であったモンだ。


ちなみに私も、高嶋(兄)&別所哲也と同じ昭和40年生まれ…「学年は一緒」である。
そのことを妻に言ったら、「へぇ? アンタのほうが若く見えるじゃん」とのこと。よっしゃ……芸能人に勝った!(笑)