なんだかんだで 神田なんだ

Tuduki2007-05-14

神田明神では現在、江戸三大祭のひとつ「神田祭」の真っ最中。見た目に派手な御輿関係の行事は土日に終わってしまったけれど、明日15日にクライマックスの例大祭が行われるし、まだまだ興奮はこれからだ。
※公式サイトは<http://www.kandamyoujin.or.jp/kandasai/h19/index.html


私は住まいこそ横浜市だけれど、仕事などで長時間過ごす実際の生活圏は、神田〜神保町〜御茶ノ水界隈という、まさに神田明神のお膝元の“住人”だったりする。するのだけれど、その生活圏であまりに決まり切った行動しかしてないモンだから、戯れに普段とは一本ズレた道を通ると、いつのまにか知らない店や建物が出来てたりして驚かされる。たとえば最近ちょくちょく通う四川料理の店「川菜館」も、いつのまにか出来ていてたまたま久々に歩いた道でみつけた店だ。ここの麻婆豆腐などの辛い料理には、山椒だか胡椒だかの他の中華料理屋ではあんまり出遭わない味と香りの香辛料がたっぷりかかっているのだけれど、食べられないほど辛いワケじゃないんだけれど、食べてるウチに心臓がバクバクと強く速く大きく鳴り始めて、なんかヤバイんじゃないか?…という気にさせられる(笑)。で、それがついついクセになる。そんな店だとか、私には全然美味しいと思えないラーメン屋や沖縄そば屋なんかも、いつのまにか知らない間にできているのが、最近の神田〜神保町〜御茶ノ水界隈なのだ。


御茶ノ水通り沿いの、この建物にも驚いた。


明治大学の施設「紫紺館」。

いや、大通り沿いにあるので、以前の古い建物からすっかり様変わりしたことは勿論知っていたのだけれど。元の建物にはたしか明大生協が入っていて、私が駿台予備校に通っていた23年前にはもうその頃すでに創業100年くらいしてそうな雰囲気の学食が入ってたんだよなぁ……たしか「師弟食堂」という名で、安くて量が多くて美味しくて…まで言うとさすがに嘘になる味だったけれど(笑)、予備校生のくせに明大生気分で利用したものだ。それが今じゃキレイな建物になって…というのはいいんだけれど、そのキレイな建物に「師弟食堂」に代わって入った店が、なんとあの椿山荘!のレストランだということを先日知って驚いたワケだ。明治大学に椿山荘とは……! なんとも似合わないよなぁ。まあ学生がランチでコース料理や一皿1200円超のパスタを食べるワケもないだろうから、これは明治大学OBOG向けのレストランなのかな?


それから、「世界一の書店街」を謳う神保町あたりの裏通りにはこんな建物が建設中。


なんとも奇妙な外観だけれど、なんと「神保町シアタービル」という娯楽施設なんだとか。つくり主は吉本興業小学館、“異業種コラボ”ってヤツか(笑)。この建物の中に、お笑いライブが楽しめる演芸場と映画館(DLP上映対応&THX仕様)が出来るんだとか。へぇッ!…というか、ふぅん…というか、なんか判断に迷う。自分の“生活圏”にこういう施設ができたら楽しいような気もするけれど、別に生活圏になくてもいいような気もするし。結局はコンテンツだもんなぁ……箱だけ出来たところで、自分が観たい芸人さんや映画が上演・上映されなきゃ結局は関係ないモンなぁ……。早くも夏前にオープンするそうなので、まずは冷やかしに訪ねてみたい。


そんなこんなで、プチ再開発の累積で意外に変貌する神田界隈なのであった。当の神田明神だって、電脳街アキバをニラんでなのか、いつのまにやらパソコンの御守り(シール式で、パソコンに貼るとウィルスをシャットアウト!…ってマジですかァ?:笑)なんてのを売り出してたし……なんだかんだで、いろいろ変化してるのだ。