子どもは厳しく「飼い慣らす」……?

今日の超ビックリは「きっこの日記」(←愛読はしてますが感化はされてません)で知って
驚愕した内容なのだけれど……


日本政府のすすめる「教育改革国民会議」で
政府の考えとして本気で語られている「人間性教育の具体策(委員発言の概要)」の中身。
http://www.kantei.go.jp/jp/kyouiku/1bunkakai/dai4/1-4siryou1.html


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………………………………呆然自失…絶句。なんだよコレ???


イマ売りの【ダカーポ】の『メディア時評』では斉藤貴男氏が、
教育基本法改正促進委員会」の設立総会の席で、西村眞悟衆院議員(民主党)が、
「お国のために命を投げ出しても構わない日本人を生み出す。お国のために命を捧げた人があって、今ここに祖国があるということを教える。これに尽きる」
…と発言していたことを示し、これが「愛国心」を謳う教育基本法改正の本質だということを記していらしたけれど、でもコレなんかはあとでいろんなところから責められたりもしてるし、一応西村個人の私見ということになっているから、「世の中にゃいろんな考えのヤツがいるなぁ……はぁ」とため息つけば済む話だと言えないこともないけれど、


子どもは厳しく飼い慣らすものだ…なんて堂々と書いてあるのは首相官邸の公式サイト内だぜ。つまりこれは私見でも失言でもないのだ……!


ほかにもツッコミ甲斐のありそうなアタマ悪い内容がいくつも散見しているけれど、これが自分の属する国の舵取りをしている政府の公式のことばで、しかもこんなアタマ悪いことを公式に言ってる連中が過半数をずっと超えた国民に支持されている現実を鑑みると、嗤う気にもなれない。


大丈夫なのか日本の未来は? ……つうか、ホントにこんな国を望んでいるの? 過半数をずっと超えた国民たちが?