敵を知り、テキにカツ

Tuduki2006-06-13

サッカーW杯いよいよ日本登場!…ということで昨夜はゲン担ぎの夕食。


「テキにカツ!」というシャレで試合当日に朝っぱらからステーキとトンカツを食べる甲子園球児…なんてのが有名だけれど、ヤクルト戦の前にはヤクルトを、大洋戦の前には魚肉ソーセージを必ず摂っていたと語る元プロ野球選手もいたくらいだから、こっちも応援気分を盛り上げるにはいいんじゃないか…と、オージービーフを焼いて豪州産ワイン(ラベルはカンガルー)のボトルをあけて、自宅でTV観戦した昨夜の私。

……よくよく考えてみれば、
「敵を食い尽くす」というよりも、ただ単にオーストラリア製品の消費に貢献しただけではないか。相手国市場を応援してどうするよオレ? おまけに夜遅くから肉をモリモリ喰ったせいで、胃が重いし……胃が重いのは試合内容と結果にも原因があるかも知れないけど。ともかく今日は、朝から胃も心も惨敗モード。


さて、気を取り直して次はクロアチア戦! 
敵を知り己を知ればなんとやら…てな諺のごとく、百戦どころか一戦も負けられないサムライニッポンのためにクロアチアについて調べてみた。
まず、クロアチア料理のレシピ。いろいろなサイトで紹介されていたけれど、ココで紹介しているのがいちばん簡単そうだった<https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/cookbook/world_recipe33.html>。クロアチア戦は日曜日なので、私も昼のうちから周到に準備してクロアチア料理を肴にTV観戦に臨む所存である。……裏番組の立川談志師匠は録画だ。
また京橋には、都内で(たぶん全国でも)唯一のクロアチア料理店「Dobro」<http://www.dobro.co.jp/>がある。前回のW杯が縁で誕生した店だ。試合当日はクロアチアのサポーターだらけかもしれないし、それ以前にそもそも京橋で日曜の夜に営業する店なんてあるわけないような気もするので、事前にアフターファイブにでも“敵情視察”するのが賢明だろう。なお、現在は判らないが、かつてはケッコウ旨いというウワサもよく聞いた。2年くらい前、予約しないで行ったら激混みで入れなくて、結局ルーマニア料理屋へ行ったっけなぁ……


それからクロアチアといえば、
『101匹わんちゃん』で有名なダルメシアンが、かの国のダルマチア地方が原産のイヌだそうだ。さらに、サラリーマンの首にぶら下がるネクタイの発祥地とも言われている。クロアチアから来た兵士たちが首に布きれを巻いているのを見たルイ14世が、面白がってパーティーでマネしてみたのがネクタイの始まりだとか。(『世界の国ぐに探検大図鑑』小学館刊より)
ルイ14世といえば豪華絢爛なベルサイユ宮殿が象徴する放蕩の時代。そんなところで(たぶん)ウケ狙いで田舎兵士のマネをした座興のファッションが、いまでは企業戦士の「真面目さ」「誠実さ」のシンボルになってるんだから、世の中わからないよなぁ…としみじみ思う。



え〜と……というワケで、
私は特にサッカーに強い関心があるわけでもなく、従ってここには対クロアチア戦についての有益な情報はいっさいありません。ごめんなさい。ブログ検索で訪れていただいた方、大変恐縮ですが「運が悪かった」と思って、改めてよそのブログorサイトにて有益な情報をお探しくださいませ(笑)。