呑兵衛バトン

Tuduki2005-11-21

長いトンネルを抜けた。ようやく楽になった。しばらくは楽な状態が続く…ハズだ。

しばらくぶりの「ゆるゆる雑記」なので、リハビリ気分でnekosiroさんから御指名を受けた【呑兵衛バトン】を綴ってみようかと思う。
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・あなたの好きなお酒は、なぁに?

食事しながら呑むことがほとんどなので、食事に合うモノならなんでも。…というよりも、むしろ食べるものに合わせて呑むモノを選びます。なので、和洋折衷の品が並ぶ居酒屋などでは目の前に赤・白・日本酒・ビールを並べる羽目に。自分でも妙ちくりんだと思うけれど、ひとくちひとくちにベストを尽くすためにはやむを得ません。チャンポン呑みは気にしません。また銘酒など銘柄や産地もあまり気にしません(ただし原材料や添加物は気になります)。
それから料理と酒の相性も、世間の常識とは違う場合が多々あります。たとえばブームの焼酎は、どんな料理にもあう…と一般に言われていますが、私には刺身の旨さを焼酎が引き立ててくれたと感じたことは一度もありません(郷土料理を除く)。白身魚との相性にいたっては繊細な味を殺しているとすら思えます。ほかには、天ぷらは絶対に白ワインだし、鰻の蒲焼きは赤。和風の煮物料理でもゴボウは赤だと思う…で、ゴボウの味噌漬けはなぜか白。という具合なので、およそ一般的でない自分の嗜好を他人さまに推奨する気はないです(笑)。
いちばん消費量が多いのはやっぱりビール。親父の晩酌をかすめて飲み出して以来のキリン党ですが【一番搾り】が発売されてからはコレ一辺倒。次に好きなのはサッポロの黒生。私の場合、ビールは朝起きてすぐとか真っ昼間に飲むことが多いので、ヱビスの濃い味やラガーの苦味は、そのシチュエーションにはちょっと重いです。またドライは酸味がきついし、水っぽいサントリーモルツも論外なのですが、どちらも真夏の昼間に飲むと旨いんだよなぁ……
それから各国エスニック料理や郷土料理屋では、その国のビールや地酒を選ぶことにしています。


・酔っ払うとどうなってしまうの?

ふだんとあまり変わりません。「飲んでもしっかりしている」のではなく「飲まないときもしっかりしていない」のです。


・一晩で呑んだ量と、費やした金額は?

他人様に披露して驚かれるような量は呑んでないです。そこそこ呑むほうの私ではありますが、親父の一族は酒量の単位が一升瓶なので、いつぞや親父の田舎に行ったとき「うちんとこの長男はあんまり呑めなくてよォ」と親戚に紹介されたことすらあります。でも、ひとり1本ずつ一升瓶を傍らに据えて各々が手酌する親父の一族の姿、カッコイイものではありませんでした。
費やした金額もたいしたことないです。バブルがはじけきってない頃に接待で(or接待を口実に仲間内で)、大枚叩いた気もしますが、自分の財布じゃないし……。自分の財布では、酔って気が大きくなって「ここはオレが出すから」と言っちゃうことが年に何度かあります。
酒の金額といえば、少々話がズレるけれど10年くらい前に、それまで2万円くらいしたドンペリが、不景気と円高でぐんぐん値段が下がっていく様子には本当に驚いた。7980円まで下がったとき、ボーナス直後だし年末だしで、まとめて買った(といっても4本)のをよく覚えてます。ただまァあのおかげで、オレはドンペリあんまり好きじゃないな…と冷静に判断できたのはヨカッタ。


・呑んだくれて良かったなぁ〜と思うことは?

ありません。「健康だし財布もすっからかんでないし、そのおかげで毎日酒が呑めて良かったなぁ〜」とは、毎日欠かさず思っています。


・お酒の席での失敗談はある? 差し支えなかったら笑える失敗談と笑えない失敗談を聞かせて!

「頭から血を流して寝ていた」ことですかね。
ある日の夜、渋谷から田園都市線の最終電車に乗りこんだ私。ところがなかなか発車しない。不審に思っているところに車内アナウンス。「他社の接続予定の電車が遅れています、最終電車のため、いましばらくお待ちください」とのこと。それを聞いた私は「それじゃあ歩いて帰ったっておんなじことじゃないか!」と思い立ち、電車を降り改札を出て、深夜の国道246号線を下り方向に歩き始めたのでした……。
どのくらい時間が経ったのか判りませんが、歩いているうちにだんだん酔いが醒めてきた私。「最終電車がたかだか数分遅れる」程度のことと「渋谷から横浜市内まで歩いて帰る」ことが、どう考えても“おんなじこと”ではないとようやく気がつきました。環七を越えた(駒沢交差点)あたりでタクシーを拾って、帰宅してすぐ布団に入りそのまんま眠りこけました。
朝方、妻の驚きの叫び声で起こされました。いったい何事かとこちらも驚いたら、鏡で顔を見てこい!…と。言われるまま洗面所へ行ったら私も驚きました。左のおでこから頬のあたりまで真っ赤な血が流れて垂れていたのです。妻は、「夫が頭から血を流して倒れている」と思って叫んだようです。
触ってみたら、おでこが切れていました。また血はすでにカチンカチンに固まっていました。布団に戻ってみましたが、どこにも血は付いてませんでした……帰宅したときには血はすでに固まっていたようです。
ということは、
どうやら私はどこかで怪我をしたのに、酔ってたせいで気づかないまま、だらだら血を流しながら歩き続けていたようです。そういえば看板やシャッターにぶつかったりゴミ袋にけつまづいたような記憶があるようなないような……。タクシーの運ちゃんはイヤだったろうなぁ、深夜に乗せた客の顔が血まみれだなんて…しかもそれを気にするそぶりもないなんて。もしかしたら「男らしい客だな!」と思われたかなオレ。


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とりとめなくだらだら長いなぁ……反省反省。