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Tuduki2005-07-31

ようやく手に入れたよホワイトバンドhttp://www.hottokenai.jp/>。

広告を見て以来ずっと探していたのだが、探し方が悪いのかタイミングが悪いのか、見あたらなかったり売り切れだったり……でもまあ、売り切れるくらい世間の多くのヒトが、貧困問題や子ども達の命について考えてくれてるってことだ。世の中はまだまだ捨てたモンじゃない。


ところで、私には三人の息子のほかに、じつはもうひとり“息子”がいる。ジンバブエに住む11歳の男の子が、私の4人目の“息子”だ。
映画『アバウト・シュミット』でネタになっていたアレだ。私も、映画の中のシュミット氏(演じたのはジャック・ニコルソン)と同様に【フォスター・プラン】<http://www.plan-japan.org/>という組織を通じて、ジンバブエの男の子の、いわゆる擬似的な“里親”をやっているわけだ。

……といっても難しいことはなにもない。偉そうに里親やってるわけでもない。なにしろ【日本フォスター・プラン協会】の広告塔を引き受けている著名人はこう言っちゃなんだが、やくみつる西村知美だぞ……大層なご立派な御仁なんかじゃない。貧困に死にかけている子どもたちを救うことなんか、その気になれば誰だって立ち上がれるのだ。寄付する額だって、私なんぞは最低額の毎月3000円きり……これって居酒屋で一回軽く飲んだらなくなる金額だ。でも、私たちにとっては1回飲んだら終わっちゃう小遣い銭が、世界のどこかの子どもにとっては命を明日へ繋ぐ糧となれるのだ。

……難しいことなんかなにもない。私にとっては、外で飲むのを1回減らして家で飲みながら、ごくごくたまに遠くの“里子”のことを考えて、楽しい気分になれる。さらに夢見もいい……それだけだ。


国家利益がどうとかみたいな、ややこしくてわかりにくくて煙にまかれてるような…為政者に都合のいい理屈とは別次元で、私たちひとりひとりが出来ることはいくらだってきっとあるはずだ。

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今頃になっていまさら「国会議員だってほっとけない!」なんぞとすっとぼけたキャッチフレーズで、売名行為感山盛りの参院議員が出てきた……彼らに「国会議員だからこそほっとけない!」と思えよ!と言いたい気持ちはあるけれど、「国会議員なのにほっといたまま」な連中はまだまだ多いワケだし、この際、政治家の売名行為でもなんでも、子ども達さえ助かれば、それでもまあいいや…と私は考える。