ビバ! 梅雨明け

Tuduki2005-07-18

ようやく…というよりも、唐突に訪れた梅雨明け。いよいよ夏本番だ。

一年のうちで夏がイチバン好きだ。なにしろ夏といえば……
オゾンホールを突き抜けて殺人光線が降り注ぐ季節だし、その紫外線は皮膚ガンの重大で深刻な原因と言われているし、ヒートアイランド現象で東京は灼熱地獄だし、日射病や熱射病も脱水症状で命にかかわるし、海やプールや池や川で水難事故が頻発するし、お弁当は腐りやすくて腹をこわすし、冷たい飲み物をとりすぎて腹をこわすし、花火を他人に向ける輩がいるし、花火が暴発して火傷になるし、台風で洪水や土砂崩れなどの被害が甚大だし、突然の夕立で下着までびしょ濡れだし、蚊に刺されたら痒いし、蚊に刺されるのは日本脳炎の原因だし、若者はバイクで暴走するし、性モラルも低下するし、夏祭りの会場ではあちこちでケンカが起こるし、花火大会の会場付近は交通規制で大渋滞だし、人出が多くて携帯電話は繋がらなくなるし、夜は暑くて寝苦しいし、なのに朝っぱらからセミが鳴いて騒々しいし、さらに真っ昼間もセミが鳴いて騒々しいし、しかも真夜中は暴走族が騒々しくてまたまた寝苦しいし……
……え〜とまあ、ともかく私は夏がイチバン好きなのだ。


ただ、どういうワケか私にとっての夏のイメージは、
ヒグラシがカナカナ鳴いている夕暮れだったり、飛び交うトンボの数が増えてきてしかも赤トンボの数がだんだん増えてきた夕空だったり、『ビッグ・ウェンズデー』のベトナム帰還以降のシーンだったり…と、夏の終わりの切ない心持ちばかりなのが、自分でも不思議なところだ。音楽だってサザンでもTUBEでもなく、ママス&パパスの『夢のカリフォルニア』が私の夏のイメージだしなぁ……。
…と、ずっと思っていたのだが、よくよく考えるとあの唄は〈♪All the leaves are brown〜〉で始まるわけだから、冬の唄だったのか。そういや〈♪on a winter's day〜〉とかなんとか歌詞にあったっけ……ダメじゃんオレ。

……え〜とまあ、ともかく
あの8月末頃の、「もう今年の“祭り”も終わりなんだなぁ…」という“胸きゅん”な思いをたっぷり味わうそのために、全力でバカやるのが、真夏の正しい過ごし方なのだおそらく。