子ども中毒

Tuduki2005-05-31

本日付をもって、大借金持ちとなった私だ。

「大金持ち」ではなく「大借金持ち」である…念のため。今までもマンションのローンがン千万円ばかり残っていて十分に借金持ちではあったのだけれど、本日からそのうえさらに土地のローンが追加されたのだ。今後はマンションを売っていったんその分のローンを消したうえで、新たに、購入した土地のうえにつくる建物のローンを組み直すことになる。
60歳で満期定年退職するまで残り20年働くとして、そのうちの約3分の1〜だいたい7年分くらいの給料がごっそりなくなる計算になる……そう考えると胃が痛くなるので考えないようにしているのだが、ローンの手続き後はさすがにクラクラして会社をズル休み。魚屋でめずらしく生シラスを売っていたので、昼間から日本酒。

「家のローンを払うためだけの人生なんてバカバカしい」〜私もずっとずっとそう思っていた。いや今でもそう思っているのだが。でもじゃあ他のなににカネを遣うべきかを考えたら……エンスーでもなく海外旅行マニアでもなく骨董品収集家でもなければ貯金フェチでもない私の場合、今回に限っては「家を建てる」しか思い浮かばなかった。

言っておくけど裕福じゃないよ、ウチだって。我が家には3人の息子がいて、こいつらの成長にかかるコストが私の給料の上昇を大きく上回るのは必至だし。……給料は上昇しないかもしれないし。いやむしろ、その息子たちのために家を建てねばなるまいと考えたのだ。いま住んでるマンションの中を、毎日朝から晩まで大声あげて走り回る息子たちの様子をみるにつけ、これはとてもじゃないが集合住宅に住み続けるのは不可能だ…と。階下や隣室の方々に申し訳なさ過ぎる。

というワケで、子どもたちが走り回ってもクレームが来ない家を建てようかと思う…子育てのために。ついでにもうひとりふたり子どもが増えてもいいや。ひとりの女性が出産する子どもの平均がついに1.29を切ったそうだけれど、我が家はすでに平均の倍以上…ってゆうかもうひとり生んだらスゲえッ、平均の3倍をも超えちゃうじゃん!

そうか、無趣味かと思ってた私の趣味は子育てだったのか……じつは相当にカネのかかる「けっこうな御趣味ですことホホホ」だったんじゃないのかもしかしたら。


※写真は、16時を過ぎてから無駄に晴れ渡った青空。今さら洗濯物も干せない。けれど、せっかくの青空がもったいないので次男をカゴに乗せて自転車こいだ。