京都をめざして出発しました

Tuduki2005-05-18

四十肩のせいで、自転車に乗れなくなった。

今まで毎日、片道4キロ程度の道を自転車で移動していたのだが、歩道の段差を通るときの衝撃でウギャッ…と絶叫してしまうため、しばらく自転車に乗るのはあきらめた。とはいえ血行をよくしたほうが回復も早いだろうし、カラダが重く感じるようになるのもイヤなので、自転車を利用していた道のりを毎日、帰りだけ歩いてみることにした。

本格的なウォーキング健康法みたいに、重りを持って妙に大袈裟な歩き方をする気はないけれど、せっかくなら万歩計で記録をとってみるかな。そういや以前、伊能忠敬になって日本地図を描いたり、弥次さん喜多さんになって東海道を進むようなゲーム感覚の万歩計もあったよな…などと思い出して調べてみると、現在はもっと楽しそうな万歩計遊びが、ネット上で展開されていた。ネット上に有名な街道やお遍路さらに山手線一周にスイス周遊などといったヴァーチャルコースを設置し、自分がそのコース上をどこまで進んだのか、毎日記録できるサイトがあるのだ。
健康ウォーク:<https://gnl.cplaza.ne.jp/walking/index.html
さっそく登録、東海道コースを始めてみた。現在の私の位置はまだ日本橋から4.2kmのあたり…ってことは虎ノ門か神谷町のあたりをウロウロ歩いているワケだなおそらく。このペースだと京都には10月ごろ到着することになるようだ。長いねどうにも。



週末に、古い雑誌を片づけていたとき、ちょうど折良く芸能人のウォーキング関係のインタビューをみつけ、捨てる前にいまいちど読み返す。

◆大和田莫◆
岡江久美子ってこのへんに住んでるらしいよ…と都内各地でウワサされる「岡江久美子伝説」について、ダンナが“解説”。夫婦そろって歩くのが好きだそうなのだが、特に岡江久美子はあちこち見知らぬ土地の商店街を歩いては、特売の商品や美味しそうな総菜を見つけると、ついつい買ってしまい、買い物袋を両手にぶらさげたまま何キロも離れた自宅へ“ウォーキング”で帰るのだそうだ。それであちこちで「大和田莫&岡江久美子の夫婦はご近所さんらしい」というウワサが生まれてしまったとか。


萩原健一
かつて四国八十八ヶ所をお遍路したことがあり、そのとき心身ともに清々しくなった経験から、ちょっとカラダが重くなってくると、都内をお遍路の道のりにみたて、何日もガンガン歩くのだそうだ。「毎日20〜30キロ歩くんだ。もちろん肉も毎日ガンガン食うし、酒だって毎日たくさん飲む。それでもカラダはみるみる引き締まっていくんだ」みたいな、ショーケンらしいコメントだった。


またこれはウォーキングではなくジョギングそしてフルマラソンだが、作家の村上春樹は「走り続けていると文体が変わる」とコメントしていた。……なんだかカッコイイよね皆さん、買い物袋ぶらさげた姿ですらも。


※写真は東海道こと国道1号線。昨夜通過した(ことになっている)大手町交差点。