『オーシャンズ12』のPR来日記者会見

物見遊山で、『オーシャンズ12』の来日記者会見を見てきた。
だってジョージ・クルーニー、ブラッド・ピットにマット・デイモンを一度に見られる機会なんてそうそうないもの。
冗談ばっかりで質問にまともに答えない会見だったけれど、まあそんな仲間ノリがこの映画のウリなワケだから、PRとしては間違ってないよね。

で、以下は会見で語られたジョーク集。はたして、笑えるor笑えない？
●「記者の皆さん全員が、唇のところまで出かかっている“あの質問（←当然ブラピの離婚問題のこと）”に関しては、本人のプライベートなことですしなにとぞ御配慮願いたい……ナニって、ボクの首のことだよ」（ジョージ）〜首を痛めたようで包帯を巻いてました。
●（上のジョークを受けて）「ありがとう、クルーニー神父！」（ブラピ）〜首の白い包帯が神父の服に見えるということらしい。最後まで繰り返し連発していました。
●（共演者の魅力は？という質問に）「ブラッドのお尻はステキだ」（マット）
●（上のジョークを受けて）「そう言うマットのカラダは、イイ匂いがするんだよなぁ」（ジョージ）
●（演じた役柄の魅力を訊かれて、ブラピが「特にない」と答えると）「ラスティ（ブラピの役名）の魅力は英語が上手にしゃべれることじゃないか！」（ジョージ）
●（上のジョークに続けて）「それからラスティは複雑な役柄なんだ。自分が誰なのかわからないという設定で……おっとコレは別の映画の話だったな。…って、あ、間違えたラスティじゃなくてライナス（マットの役名）だった」（ジョージ）〜ホントにとちったようでせっかくのジョークだったのにと悔しがってました。
●「今回の映画では妊娠した女性（もちろんジュリア・ロバーツのこと）もいましたが、ボクは彼女の妊娠とは関係ありません。彼女は、ボク達３人が彼女とヤる前からすでに妊娠してたんだよ！」（ジョージ）
●「この映画にはグラマラスな女性が出演しているんだ。ジュリアにキャサリン…それにドン・チードル！」（ジョージ）
●（撮影中もイタズラやジョークが飛び交ったそうですが？という質問に）「みんなお互いが大嫌いだから、ジョークで気を紛らわせてたのさ」（ブラピ）
●（共演の皆さん仲が良くて…という話に反応して）「でもボクはジョージから“これ以上近づくな”と言われているんだよ」（マット）
●（上のマット発言を受けて）「彼が一定の距離以上ボクに近づくことができないのは、法令で決められているんだ。それはある晩の事件が原因になっていて……それはヤギに関する事件だったんだけれど、申し訳ないが今ここで説明するわけにはいかないんだよ」（ジョージ）
●（各々の、世間に知られてない特技は？という質問に）「ボクはsake（日本酒）がたくさん飲めること。本当にものすごくたくさん飲めるんだ。『Ikki, ikki, ikki……』とやって一気にたくさん飲めるんだよ」（ジョージ）〜誰だよ、彼に「イッキ飲み」なんか教えた日本人は。このあとブラピに、なんだそれ？と訊かれて質疑そっちのけで説明してました。で、「よし、じゃあ今夜やろう」だって（笑）。
●（同じ質問に）「じつはボクは感情を全身で表現する創作ダンスが得意なんだ。次回作でたぶん披露できると思うよ」（ブラピ）
●（上のブラピ発言を受けて）「でも、ああいうの世間では“ポルノ・ダンス”と呼ぶらしいよ」（マット）

……まあ、ジョークが笑えるかどうかはともかく、楽しそうな感じはよく伝わってきた。
なんか高校生みたいだったです。