『エターナル・サンシャイン』を観た

Tuduki2005-01-12

ジム・キャリー最新作『エターナル・サンシャイン』を観た。
ジム・キャリー、好きなんスよ。

鬱陶しいジム・キャリーはあんまり好きじゃない、キャラとキャリア的には鬱陶しい彼のほうがメインだろうけれど。
今回の役柄と演技は、鬱陶しいジム・キャリーではなく、かといって演技派ぶったほうのジム・キャリーですらない。
これまでの芸歴とはまったく関係ないジム・キャリーでした。…ってゆうかジム・キャリーに配役する意味ないんじゃないのコレ?

……でもものすごくいいんだ今作のジム・キャリーは。
ヒロインのケイト・ウィンスレットも、『タイタニック』の大女でもなく文芸作品出演時の品のある女性でもなく、
イイ感じにキてる女のコをものすごくよく演じてた。こっちも今までの芸歴の路線にはない役柄なのに。

監督のミシェル・ゴンドリーは、東京国際映画祭に『ヒューマン・ネイチュア』でエントリーされて来日したときに、上映後のティーチ・インで見たことがある。あの映画は、「バカ」や「ばかばかしさ」を描く方法が頭でっかちなもんで好きじゃなかったけれど、
エターナル・サンシャイン』はものすごくヨカッタ。切なくてオススメです。


ところで、試写室で隣り合わせたニィちゃん。全編に渡ってひとりで手を叩いて爆笑してました。しかも笑う場所や笑う基準が意味不明。いまどき下着で踊る映像くらいでヒキツケ起こしたような声で笑う奴いるかァ?
なんかクスリが切れかかっているヒトみたいで、すごく怖かった。